1-0.ミラーレスってなに?
さて、本題に入ります。ミラーレスカメラとは、デジタル一眼レフのようにレンズが交換できるカメラです。ただし、光学ファインダーを覗くタイプではありません。小型・軽量でありながら、一眼レフのように高画質で背景がボケた写真が撮れるのが特徴です。
…と言い切ってから但し書きするのもアレですが^^;例外的に、背景がボケにくいミラーレスカメラもあります。PENTAX Q シリーズは普通のデジカメと変わらないし、Nikon 1 シリーズも驚くほどボケるわけではありません。
非常に大雑把ですが、写真は大きいカメラ(レンズ)で撮るほどよくボケる、という性質があります。また、大きいカメラ・大きいレンズほど高画質な写真が撮れます。光をたくさん取り込めて情報量が多いからなのですが・・・まあ、細かい話はさておき。
我らがNEXシリーズ(笑)は、デジタル一眼レフと同じぐらいボケます。暗いところでもデジタル一眼レフと同じぐらいきれいに写ります。大きさは高倍率ズームのデジカメ+αぐらいで、まさに美味しいとこ取りのカメラです。
もちろん美味しいところだけでなくマズイところもあるわけですが^^;、詳細は次節以降に書くとして、その前に、背景がボケるとどういう利点があるのでしょうか?高画質ってどういうことでしょうか?
背景がボケると、見せたいものだけをハッキリ写して主役を浮き立たせることができます。これだけでもドラマチックに見えたりします。高画質とは、大画面や大伸ばしのプリントで見ても輪郭がくっきりしていて色も美しく臨場感がある、ということです。
と聞いただけでも、名作が撮れそうな気がしてきませんか?ええ、実際に、コンデジからミラーレスに持ち替えると腕が上がったような錯覚を起こします。…あくまでも錯覚であって、冷静に考えれば腕ではなく機材の質が上がっただけなのですが(笑)