誰でも気軽に使える小技集です。ひと工夫で写真が変わりますのでお試しください。
逆光で明るめに撮ると、だいたいきれいに写ります。 グラス表面からの反射光を弱く、透過光を強く。 北窓か夕方以降の光を使うとこんな感じに。
しゃがみこんで撮ると花が語り出します。 撮りたい花とレンズの高さを揃えるイメージで。 明るいところを背景にすると柔らかい雰囲気に。
暗めに撮ると街並みがシルエット化してドラマチックに。 街の色を捨てることで、夕方の光の色が引き立ちます。 水面のキラキラの近くに船や岩などを配置すると効果的。
太陽に背中を向けて撮ると空が青く写ります。 太陽の近くの空は淡いので、撮影する時間帯が重要。 白い建物をアクセントにして実感よりやや暗めが好バランス。
完全に日が暮れる少し前に撮ると、空が青みがかります。 僅かに空の明るさを残すことで木のシルエットが活きてきます。 月を入れたいときは、もう少し早めの時間帯に。
メインの料理を左下か右下に配置して斜めから撮影。 器を切って、美味しそうだと思ったところが目立つように。 店内の照明を利用して料理をキラキラさせればより効果的。
花火が上がりそうなところにカメラを向けて根気よく待ち伏せ。 アップで狙うほど撮れる確率は下がります。まずは広角から。 三脚を使う場合は周囲の迷惑にならないように気をつけて。
広角で、夜空を多めに入れるとたくさん舞っている感じに。 垂直水平は気にせず、ワクワク感や臨場感重視で。 ワンチャンスなので逆光で暗くならないようにだけ注意。
撮りたいモノの周囲も写すと「今」だけの特別なイメージに。 その時その場所にしかないものを入れると状況が伝わります。 感動した瞬間や幸せなひとときを写真に残しましょう。
太陽から90°の方向にカメラを向けてワイドに撮影。 太陽から遠いところは濃く、水平線に近い空は淡く写ります。 言うまでもなく、台風一過の空はシャッターチャンスです♪
電車の動きに合わせて、カメラを横に振りながら撮影。 背景が流れるので疾走している感じが出ます。 手先でカメラを振るのではなく上半身固定して腰で回転する感じで。
街灯が点き始めたころに撮ると、色がきれいに入ります。 風景と灯りの明暗差が少ない時間帯に撮ることがポイント。 人が写らないようにすると少し物寂しい感じにも…。
形よりも色に着目して撮ると説明的にならずイメージ重視の写真に。 色みのあるモノの面積を少なくすると逆にそこが引き立ちます。 鮮やかな色ほどメリハリがついてアクセントに。
切り取り方を工夫すれば、どこか遠くの駅に降り立った感じに。 ホームの一部だけ写すことでいろいろな可能性を想像させます。 撮る時は安全な場所で、通行人にも迷惑かけないように。
気になったものには気になる(自分なりの)理由があります。 いわゆる“日の丸構図”の方が素直に伝わる場合も。 深く考えなくていいので、とりあえずシャッターを切りましょう。
目線の高さや撮る方向を変えると写り込む背景も変わります。 広角で撮ると広い範囲が、望遠で撮ると狭い範囲が写ります。 片目を瞑って被写体を観察すると結果を予想しやすいです。
くもりの日の逆光で、やや明るめに撮るとツヤ感が出ます。 赤いトマトを緑のもので囲むと補色対比で引き立ちます。 強調したいときは霧吹きとカメラのvividモードの合わせ技で。
同じ形や一定の間隔の連続を写すとリズム感が出ます。 この場合は、黒っぽい柵と白っぽい階段の対比も。 シンメトリーや垂直水平に気をつけると写真が力強くなります。
空が多くなってもいいので水平に撮ることを意識しましょう。 構図の下半分に街並みを詰め込むことで下り感が出ます。 しゃがんで地面の近くから撮ると坂の勾配が強調されます。
暗めに撮るとオシャレな雰囲気になります。 ロウソクの火よりも暗い背景を選ぶと夜らしい感じに。 ホワイトバランスを晴れマークにすると炎の色が強調されます。
黄色みと明暗コントラストで秋の空気感を表現できます。 ホワイトバランスをあえて太陽光固定で、電球色を残します。 窓からの光を取り入れてメリハリをつけるのがコツ。
見慣れたモノの一部を切り取って写すと新鮮な風景に。 モノ全体を入れず、何が写っているか分かる程度にカット。 都会的な空間は垂直水平の線を意識すると構図がスッキリ。
顔に見える部分を一番目立たせることを意識しましょう。 周囲の状況を写しつつも顔より気になる色や形は入れずに。 目のように見える部分にピントを合わせると伝わりやすいです。
露出補正を使って暗めに写すとそれっぽく見えます。 ほんの少しだけ明るい部分を入れると引き締まります。 お店の照明を利用して表面をキラキラさせるとなお良し。
こどもと同じ目線の高さから望遠で撮ると表情が引き立ちます。 公園の遊具など鮮やかな色を少し入れると写真が締まります。 傾きなどは気にせず瞬間を捉えることに集中しましょう。
太陽に向かって撮ると花びらが透けたように写ります。 露出補正を使って明るめにすると透明感が出ます。 密集していれば、後ろのコスモスの茎が影絵風になることも。
日陰のところを背景に日向の葉っぱを撮ると際立ちます。 葉の色が出る明るさで写すと明暗差で自動的に後ろは暗くなります。 夕方の逆光で透かすと葉が輝いている感じになります。
手前の邪魔なものに接近して写すと影響が少なくなります。 隙間から覗き込んでも写り込むときは絞りをなるべく開放側に。 構図上、問題がなければズームするのも有効です。
雨上りの夜は道路に注目。 街灯やお店の明かりがある方向を見るとカラフルな反射が。 しゃがみ込んで地面に近づくと落ち葉などが大きく写ります。
電源を入れた直後のカメラの画面を見てみましょう。 意思のない構図の心地良さに気づくのも個性のうち。 偶然か必然か、運の良い日は自然と撮れてしまいます。
窓のフチと翼を入れると旅している感じに。 空、雲、海、窓…しっくり来る分量を探してみましょう。 時間は十分にあるので縦構図と横構図、両方お試しを。
下から見上げると、吊られていることが一目瞭然。 手前に木を入れることで大きさ・高さ感が出ます。 青空を背景にして白い軌道桁とのコントラストを。
空のスペースを多めにとることで、逆に密集している感じが出ます。 両サイドに建物を入れると道路の真上を飛んでいる様子が分かります。 目で見えているよりも鳥が小さく写りがちなので、やや望遠で。
見た目よりやや暗めに(iPhoneで撮る場合は滝のところをタッチ)。 黒い岩肌と白い水の明暗差がつきます。 薄暗い場所や時間帯に撮ると滝の流れ感が出ますが手振れに要注意。
窓にカメラをくっつけると車内の映り込みを防げます。 川を渡るときに撮れば街明かりや空の色が水面に反射します。 周囲の視線を気にしないこと。気にしたら負けです(笑)
露出を暗めにして撮ると、炎がはっきりと写ります。 火の色が大事なので、ホワイトバランスはAUTOか太陽光が無難。 周辺はほとんど真っ黒になるので構図の間の取り方を考えましょう。